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失恋とうつの関係となりやすい人の特徴・失恋うつの症状

[2021.07.06]

誰かに恋をすると、毎日が楽しく幸せを感じ、世界が一変したようになりますよね。 しかし、恋愛は相手あってのこと。 思いが通じ合えず失恋をしてしまえば、心に大きく傷を負うでしょう。 この悲しみが時間とともに癒えると良いのですが、深く傷つけられた感情がトラウマとなり「うつ」の症状で苦しむ人もいるのです。 本記事では、失恋とうつの関係性について紹介します。 長い間、慢性的な悲しみでつらい思いをしている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

1.失恋とうつに関係性はある?
2.失恋うつになりやすい人の特徴
3.感情が大きく動きやすい恋愛はストレスが大きい
4.恋愛でうつになりやすい人の特徴
5.うつ病と劣等感の関係性はどうなの?
6.長く悲しみから解放されない場合は病院へ相談してみよう

失恋とうつに関係性はある?

恋愛には軽い付き合いから長期的な関係性までさまざまな形をとりますが、当事者のパーソナリティや恋人との関係性によっては、うつの原因になる場合があります。 相互関係のバランスが乱れたり、関係が崩壊することで失恋に至ると、思いつめたり過去の恋愛にすがろうとしたり、気持ちを切り替えきれずにうつを発症するケースが少なくありません。 失恋をしたからといって必ずうつになるわけではありませんが、たとえばうつ状態の人と恋愛関係になったときに、「共依存」状態となり、うつがもう片方の人に伝わってしまう可能性も指摘されています。

失恋うつになりやすい人の特徴

失恋うつになりやすい人の特徴として、「思いつめやすい」「集中型の人」「うつ状態の恋人と付き合っている人」などが挙げられます。 ネガティブに捉えるくせがある、自分に自信がないような人は思いつめやすく、集中型の人も恋愛のみに集中してしまうため、失恋によって何もかもを失ったように感じてしまう傾向にあります。

こちらの記事では、真面目な人がなぜうつになりやすいのか詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
真面目な人が多い?うつにかかりやすい人の性格を解説

感情が大きく動きやすい恋愛はストレスが大きい

友人、家族、恋人といった人間関係の中で、最もうつ状態になりやすいのが恋人との恋愛関係ともいわれています。 恋愛は、幸せで満たされているときもあれば、自分の気持ちを理解してもらえず不満を感じることもあるでしょう。 このように、恋愛は感情を大きく揺れ動かしコントロールも難しいため、心が疲れてしまいやすいのです。 そして、強い負の感情に支配されている状態が続いていると、うつ状態に陥ってしまうことも。 恋愛とうつは意外にも近い関係にあり、誰にでも起こりうることなのです

失恋うつの症状

失恋うつの症状は、コミュニケーションへの自信喪失ややる気の減退・消失、意欲低下などが代表的な症状です。頭痛や腹痛、睡眠障害のような身体症状をきたすケースもあるため、うつ病の程度に応じたケアが大切です。

睡眠障害

睡眠障害は体に表れる症状の代表的なもので、なんだか寝つきが悪いなと感じるところから始まり、なかなか眠れない・まったく眠れない・寝ようとすると逆に覚醒してしまうような症状がみられます。

身体や感情に対して敏感になる

ちょっとしたことで涙が出てくる、感情の起伏が激しくなるなどの症状も、失恋によるうつの症状といえるでしょう。周囲の変化に敏感になり、今まではごく普通に対処できていたものが対処できなくなったときは、失恋うつの可能性があるかもしれません。

別れる瞬間を思い出してしまう

別れたときの光景を思い出してしまうのも、失恋うつの症状といえるでしょう。別れたときのシチュエーションや元恋人とのやり取りを思い返して気持ちが何度も落ち込んでしまうときは、気持ちの切り替えが難しい状態です。 うつ状態に陥っていると、忘れたいことがあっても、なかなか頭から離れず困ってしまうものです。すでに終わった恋に区切りがつけられず、睡眠障害やその他の症状へとつながってしまう場合は、早めに専門医を受診してください。

別れたことを考えない

失恋うつは別れてからすぐにかかるものではありませんが、別れたあとも引きずってしまいやすく、感情が整理できないままうつ症状を抱える方もいます。 別れた事実を思い出すほど症状が深まってしまうため、あえて何も考えない時間を過ごすようにすると良いでしょう。元恋人の表情や様子を思い出すだけでもストレスになってしまうため、別れた事実を気に留めないように工夫することが大切です。

恋愛でうつになりやすい人の特徴

失恋は誰にとってもつらい経験ですが、前を向いて歩いていける人と、負の感情を抱えたままうつになってしまいやすい人がいます。 この違いは何なのでしょうか。 実は、恋愛でうつになりやすい人には下記のような特徴が見られるようです。 恋愛でうつになりやすい人の特徴 ・恋愛の優先順位が高い ・相手に尽くし過ぎる ・真面目で完璧主義 ・弱音を吐けずストレス発散ができない ・仕事や趣味など恋愛意外に楽しみがない このように、何ごとも真面目で一辺倒な人は恋愛にも熱中しやすいため、失恋すると気持ちの行き場を見失ってしまい、虚無感に苛まれてしまうのです。 感情を分散させられる趣味や仕事、楽しみが無い人は注意が必要かもしれません。

うつ病と劣等感の関係性はどうなの?

失恋とうつ病の関係性の深さがよく分かったかと思いますが、一方で、劣等感との関係性はどうなのでしょうか?

うつ病と劣等感の関係性とは?長く続けば受診を考えようで解説していますので、興味のある方はご覧ください!

長く悲しみから解放されない場合は病院へ相談してみよう

いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことで、恋愛とうつの関係についてご理解いただけたと思います。 半年以上も悲しみの状態から抜け出せず苦しい…という人は、うつの可能性を疑い、なるべく早く精神科や心療内科へ相談してみましょう。

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