不眠症・睡眠障害
こんな不眠症状にお困りではありませんか?
- 疲れているのに眠れなくなった
- 眠れているのに疲れがとれない
- 途中で何度も起きる
- 朝早く起きてしまう
- 昼間のうたたねが多い
- 睡眠中に起きて行動してしまう。
不眠症はどうやって診断するの?
- 入眠困難(寝つきの悪さ)
- 頻回の中途覚醒や再入眠困難
- 早朝覚醒
などの症状が週に3夜以上あって、3ヶ月以上続いている場合。そして、不眠症によって社会的に苦痛や困難を抱えている状態について不眠症と診断されます。
不眠はこころの病の可能性も
不眠症と診断されなくても、眠れない状態を我慢すると日中に集中力がなくなり、学業や仕事の能率が上がらないだけでなく、ミスや事故を起こしかねません。また、長く続く不眠はうつ病や認知症などの心の病や生活習慣病につながりやすくなるといわれています。また一方で、不眠がうつ病の症状としてでている可能性もあり、専門科で見極める必要があります。
不眠症の治療とは
不眠症の主な治療は危険な睡眠障害がかくれていないか診察し、眠れない原因を患者さまと一緒に検索します。そして、良好な睡眠環境と睡眠習慣の確立のお手伝いしていきます。それでも眠れない方には、ご希望に合わせて睡眠薬や安定剤の処方を行います。眠れない状態が続いている方には、軽い睡眠導入剤を開始し、まずはぐっすりと休息をとっていただくようお勧めする場合もあります。
良好な睡眠をとるためはよい睡眠習慣を!
- 就寝前のカフェイン、喫煙、飲酒は避けましょう。
- しっかり朝食をとり、定期的な運動を行いメリハリをつけましょう
- あさ目覚めたら明るい光を取り入れましょう
- 昼間に眠気がある場合は午後3時までに30分以内のお昼寝を
- 夜間のブルーライトは避けましょう
- 眠くなってからベットに入りましょう。
- 眠れない時はむしろ遅寝、早起きに。
- リラックスできる環境を整えましょう