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パニック障害

パニック発作の症状にこころあたりありませんか?

  • 突然心臓がどきどきして不安になる
  • 全身や手のひらに汗をかいてしまう
  • 息苦しくなって呼吸が苦しくなる、荒くなる
  • 突然気がくるってしまうような恐怖を感じる
  • 自分じゃないような感覚になる
  • めまい、ふらつき、または気が遠くなるような感じがする
  • 現実感が失われ、自分が自分ではない感覚が起こる(離人症状)
  • 自分をコントロールできなくなる恐怖や、気が狂う恐怖に襲われる
  • このまま死んでしまうのではないかという恐れがある

パニック障害で度々起こる可能性のある発作は、10分位から長くても1時間以内にはおさまります。血液検査や心電図検査を行っても異常がみられない場合は、まずはお気軽にご相談ください。パニック障害は適切な治療を行えば、症状をコントロールすることができます。

パニック障害の治療について

  • パニック発作というのは、「心のストレス・不安や感情の不安定さから、体の症状・発作の出現につながっている」という考えに基づいて治療を考慮していきます。
  • パニック障害の治療には2つの考え方があります。
  • 「体の症状や発作そのものが少なくなるようにコントロールをする治療」
  • 「発作出現の原因となる心のバランスを整えて、体の発作が起きにくいように取り組む治療」
  • この2つの治療法を組み合わせて、患者様の症状に応じて治療を行うのです。
  • 間違っても、「体の症状や発作そのものが少なくなるようにコントロールをする治療」のみを行うのは避けられるべきです。なぜなら、パニック障害の根本的な原因は体そのものにあるのではなく、心の不調が招いた体の症状であるために、体の症状を一時的に止めたとしても心の不調が残ればその後も繰り返して発作は出現する為に避けた方が良いと考えられます。
  • ですので、前記した治療の考え方を併せることにより、パニック障害の完治を目指すことができ、早期治療介入することで治療期間が短くなるだけではなく、日常生活や社会生活の損失も少なく済みます。
  • また、パニック障害の方の約50%の方に、「うつ病」という心のバランスが崩れて日常生活に支障をきたしている方たちが含まれている点にも留意が必要なのです。また、パニック症状が不安神経症や強迫性障害と鑑別が難しいこともあるので、自己判断なさらず一度御受診くださいませ。
STEP1(2週間〜3ヶ月)

薬の治療で症状をコントロール

STEP2(1ヶ月〜3ヶ月)

発作を起こす考え方や感情のバランスを整えていく

STEP3(6ヶ月〜1年)

再発しないための心と体を作る

STEP4(6ヶ月〜1年)

薬の服用も終了

具体的なパニック障害の治療方法としては「適切な薬による治療」「カウンセリングなどの心理療法」「再発しないための治療」があります。以下に治療方法について説明を行っております。

治療方法

パニック障害とは、突然、激しい動悸、脈拍が以上に多くなる、震えがくる、息苦しくなる、胸が苦しくなる等の発作がおこり、強い不安感にさいなまれる病気です。

発作は、10分~30分程度で収まることがほとんどですが、この発作を繰り返すうちに、続けてその発作が再発するのではないか、と恐れる「予期不安」がおこり、発作に対応できない場所に行きづらくなる、「広場恐怖(外出恐怖)」がおこります。

ノルアドレナリンとセロトニンのバランスを改善するための薬物治療が一般的です。また、認知行動療法や自律訓練法による心理療法もあります。

当院では、個々の症状に合わせて、適切な治療を選択いたします。

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