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摂食障害・拒食症・過食症

こんな症状があったらすぐにご相談を

  • 痩せているにもかかわらずさらに痩せたいと考えている
  • 体重が増えることに強い恐怖を感じている
  • 体重減少のために過剰な運動を自分に課している
  • 隠れてバク食いしてしまう。
  • 食べた後に自分で吐いたり、下剤や利尿剤をのんで排出する
  • 食べ物を盗んで食べてしまう
  • 生理がとまっている
  •  

拒食症とは

一般的に拒食症といわれているものは神経性無食欲症、神経性やせ症があたります。標準体重より15%以上下回っているか、BMIが17.5以下と著明にやせています。痩せているにもかかわらず、体重増加に強い恐怖を感じていて、やせたい願望があり、ダイエットや断食、過剰な運動を繰り返します。生理や性欲がなくなったり、内分泌異常が起きることがあります。多くは衝動的に過食をした後に自分で嘔吐したり、排泄を促すために下剤や利尿薬をのむタイプの過食・排出型に移行します。中には食べ物を盗んで食べたり、引きこもりになったり、買い物依存、アルコール依存になる方も一部にいらっしゃいます。

BMIとは:体重 ㎏ ÷(身長 m)2

標準体重とは:(身長 m)2 × 22

 

過食症とは

一般的に過食症といわれているものは神経性過食症、神経性大食症があたります。食べることを抑制できないという感覚を覚えて、明らかにたくさんの食物を食べます。その後、体重の増加を避けるために自分で吐いたり、下剤や利尿薬を内服したり、過剰な運動や絶食をするなど不適切な行動で代償します。これらを少なくとも週1回、3ヶ月にわたり繰り返している状態です。拒食症よりも行動的で怒りっぽく、情緒不安定で、性的に活発なことがあります。

 

拒食症、過食症の治療とは

拒食症や過食症は薬を飲んだら治るというものでは残念ながらありません。拒食症や過食症の背景には肥満への恐怖やボディイメージのゆがみがあり、これらの意識に主治医と一緒に向き合って治療していきます。まずは心理教育によって、病識を確立し、問題意識を持つことが重要です。体重増加も急がずゆっくりと進めていきます。また、拒食症や過食症の多くにはうつ病や社交不安症、強迫性障害が合併していることがあります。これらも早期に診断し、治療を行う事をお勧めします。まずは心療内科、精神科、メンタルクリニックに相談してみましょう。

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