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パニック障害で起こる主な3つの症状とはどんなもの?

[2021.10.04]

パニック障害は、さまざまな症状が原因で生活に支障が出ている状態を指します。 一説によると、その症状は「このまま死んでしまうのでは」という不安に駆られるほど強いものといわれているほどです。 また、自分でその症状をコントロールできないと感じてしまうとのも特徴のひとつといわれています。 しかし、そこまでではないけれど、近しい症状がある…という人もいるでしょう。 そこで本記事では、パニック障害の具体的な症状についてご紹介します。 「パニック障害の具体的な症状を知りたい」という方はもちろん、「過去に経験した症状について気になる」という方は、是非参考にしてみてください。

パニック障害で見られる3つの症状

パニック障害では、主に「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の3つの症状がみられます。 この3つは、具体的にどのような症状を指すのでしょうか。 それぞれの詳しい症状についてまとめました。

パニック障害の症状1.パニック発作

パニック発作は、前触れもなく突然起こります。 めまい・動悸・手足のふるえ・息苦しさなどの症状が突然起こり、さらに繰り返し起こるのが特徴です。 他にも以下のような症状が見られます。 《パニック発作で見られる症状》 ・めまい ・激しい動悸 ・息切れ ・息苦しさ ・発汗 ・口渇 また、この症状と同時に「このまま死んでしまうのではないか」「感情をコントロールできない」「何か悪い病気なのではないか」など、激しい不安と恐怖にかられることも。 不安原因が何もない場合に突然起こるため、寝ている最中などに発作を起こすこともあります。

こちらの記事では、パニック障害の症状や治療法などについて解説しています。あわせてぜひご覧ください。
パニック障害とはどんな病気?身近なこころの病気の症状と治療法

パニック障害の症状2.予期不安

パニック発作の恐怖により「次はいつ発作を起こしてしまうのだろうか」「激しい発作で死んでしまったら…」という不安にかられてしまうことを「予期不安」といいます。 これは、発作を繰り返し経験した患者からよく見られる症状のひとつです。 耐えがたい恐怖ともいえる激しい発作を繰り返し経験することで起こる予期不安は、パニック障害を改善した後にも残ることがあります。

パニック障害の症状3.広場恐怖

繰り返し発作を起こすことで、過去に発作を起こした場所を避けたり、発作を起こしても誰からも助けが得られないような状況を避けたりする行動のことを「広場恐怖」といいます。 この広場恐怖では、以前に発作を起こした場所や一人での外出などを避けるという行動が見られます。 しかし、発作を経験した場所や不安に思うパターンは患者ひとりひとりで違うため、患者によって避ける条件が異なるのも特徴です。 症状が強くなると、日常生活に支障が出るだけでなく、引きこもりがちになったり、社会生活や人間関係にも影響が出てしまうようになります。

パニック障害の症状が見られたら早めに受診しよう

いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことでパニック障害の症状がご理解いただけたと思います。 紹介したような症状が見られたり、ご自身のメンタルや症状などに不安がある方は、早めに専門医を受診しましょう。

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