うつ病を放置したら一体どうなる?病気をいち早く見つけるサインとは
気分の落ち込みや食欲不振、不眠などの精神的または身体的な症状が現れるうつ病。
日本の精神科医によると、日本のうつ病患者は600万人ほどと推測していますが、実際に精神科を受診している人は100万人ほどで、多くの人は治療を行っていない状態です。
うつ病は、早期に発見し治療を開始すれば、およそ1年で症状が回復しますが、発見が遅れうつ病を放置してしまうと病気の悪化やほかの病気を併発してしまう恐れがあります。
そうならないために、うつ病のサインを見逃さず、早期に自覚することが大切です。
今回は、うつ病を放置したらどうなるのかと、放置しないためのうつ病発見チェック項目を紹介します。
目次
1.うつ病を放置するとどうなるの?2.うつ病を放置しないためにできること
2-1.うつ病は早期に自覚することが大切
2-2.うつ病を発見するためのチェック項目
3.おかしいなと思ったら迷わず受診を
うつ病を放置するとどうなるの?
うつ病を放置すると以下のようなことが起こる場合があります。
うつ病を放置することで起こりうること
・症状が悪化する
・仕事や人間関係に支障が出る
・最悪の場合自殺に至る
自然治癒力でも治るケガや風邪とは違い、うつ病を放置してしまうと、適切な治療をしない限り多くの場合で症状が悪化していきます。
初めは仕事や家事、人間関係に問題なかった場合でも、うつ病が進行すると共にイライラや不安、焦りが募り、集中力の欠如からミスが増えるなどの症状が現れることで、仕事や人間関係にも影響を及ぼしていくでしょう。
虚無感が膨らみ「自分なんて存在しないほうが良い」と自殺に至ることもあります。
うつ病には「症状固定」という概念があり、発症したうつ病を放置すると、それが自分の中であたりまえになり、症状が固定されてしまいます。
そのため、放置してしまったうつ病は、治療の成果がなかなか上がらなかったり、治療期間が長期化したりしてしまうのです。
うつ病の悪化や治療を長引かせないためにも、うつ病の早期発見・早期治療が大切といえるでしょう。
うつ病を放置しないためにできること
長い間病院を受診しないと、悪化する可能性があるうつ病。
ここでは、うつ病を放置しないためにできることを紹介します。
うつ病は早期に自覚することが大切
うつ病の悪化を招かないためにも、早くうつ病を自覚して病院を受診することが大切です。
自分で「うつ病かもしれないな」と気づき、病院を受診できれば良いですが、自分ではうつ病に気づけないときもあります。
「最近気分が晴れないな」と思っていても「仕事が忙しくて疲れているだけだろう」と放置してしまうケースも多いのです。
本人が気づけなくても、周りが「何かおかしいな?」と感じているときもあります。
もし周りにいる人でいつも元気がなかったり、仕事のミスが多くなったりといったサインが見られたら声をかけてあげると良いですね。
また、周りの人から声をかけられたときは、素直に症状を受け入れるようにしましょう。
こちらの記事では、うつ病の初期症状について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
うつ病にはどんな初期症状があらわれる?心身のサインをチェック
うつ病を発見するためのチェック項目
前述したように、うつ病の早期発見には、うつ病のサインを見逃さないことが大切です。
ここで、うつ病を発見するためのチェック項目を見てみましょう。
うつ病発見のためのチェック項目
・気分が晴れない
・やる気が出ない
・食欲が減ったまたは食べ過ぎてしまう
・眠れない
・仕事などでミスが増えた
・イライラすることが増えた
・自分に価値が見出だせない
・死について考えてしまう
うつ病のチェック項目が複数当てはまる人は、早めに病院を受診しましょう。
早期発見・早期受診ができれば、治療期間も短くなる傾向にあります。
重症化させないためにも、うつ病のサインを見逃さないようにしましょう。
まずはうつ病を予防する方法を抑えよう
うつ病にも軽いものと重いものがあります。
放置することは、重症化につながるので絶対にやめましょう。
そもそもうつ病にかかってしまうことをまずは避けるべきなので、自分の中で「ヤバいかも...」と少しでも思う方は、下の記事をご参考ください。
うつ病を予防する3つの方法|ライフスタイルの見直しや相談が大切!
うつ病の放置に関するよくある質問
こちらでは、うつ病の放置に関することについて、特によく寄せられる質問をいくつかご紹介いたします。
Q1:うつ病を放置するとどうなりますか?
うつ病を放置すると、気分の落ち込みや意欲低下が悪化し、仕事や日常生活に大きな支障が出る可能性があります。
睡眠障害や食欲低下が続き、回復までに時間がかかることもあるため、早期受診が重要です。
Q2:うつ病は手遅れになることがありますか?
うつ病が完全に「手遅れ」になるわけではありませんが、長期間放置すると重症化しやすくなります。
早い段階で治療を始めるほど回復しやすいため、症状が2週間以上続く場合は相談が勧められます。
Q3:うつ病を放置した場合、どんな兆候に注意すべきですか?
強い無気力、希死念慮、外出できない状態などが続く場合は注意が必要です。
うつ病を放置していると症状が深刻化することがあります。周囲が異変に気づいたら、早めの受診を促すことが大切です。
Q4:うつ病の放置は身体にも影響しますか?
はい、うつ病を放置すると頭痛、胃腸症状、慢性的な疲労など身体症状が強まることがあります。
心の不調が自律神経に影響するためで、身体の不調が続く場合も受診を検討しましょう。
Q5:うつ病が手遅れになる前に、どこへ相談すればよいですか?
うつ病の悪化を防ぐには、心療内科や精神科への早期相談が重要です。
強い不安や自傷念慮がある場合は、家族や相談窓口、医療機関へすぐに連絡しましょう。
早めの対応が回復につながります。
おかしいなと思ったら迷わず受診を
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、うつ病は放置させないことがどんなに大切かご理解いただけたと思います。
うつ病発見のチェック項目を活用いただき、おかしいなと思ったら迷わず受診することをおすすめします。
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