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コラム

うつ病はさぼり?甘え?若年層に多い新型うつについて解説(2022.08.07更新)

職場に行くのが辛い、やる気がおきない、しかし日常生活は普通に送れているような気がする、これってただのさぼりでは?と感じてしまうようで、Yahoo!知恵袋でもさぼりではないのかという質問があります。今回は、自分の症状がさぼりなのか、それともうつなのか迷っている人に向けて、うつ病や新型うつについての特徴、対処法についてご紹介しています。

新型うつとは?

従来型のうつ病とは異なり、病気として認定はされていません。それでも心が健康な状態とは異なり、過食や過眠、情緒不安定など人によって症状もそれぞれ違ってきます。体の調子も悪くなってくるので、通勤なども難しくなってくるものの、周囲から見ると単なるさぼりに見えてしまうのが厄介な点です。

従来型うつはどんな症状?

従来型のうつは真面目な人が発症することが多く、責任感の強さから他人に気を遣いすぎてしまい「自分のせいで…」と自分を責めてしまう傾向にあります。責任感が強く、自分を責めてしまうので、周囲が休養するように伝えても、自分が休むことで迷惑がかかると思うのか休んでくれません。 辛い状況であるにもかかわらず、その状況に立ち向かってなんとかしようとするため、脳が疲労していってしまうのです。その結果、不眠、食欲不振などの症状が出ますが、こうした症状は専門家に相談し、適切な治療、投薬をすることで改善が見込めます。

新型うつの特徴

新型うつ病は病気との認定はなくとも、さまざまな症状が出てきます。しかし、症状のなかには通常のうつとは異なる過食、過眠といったものや、自分を犠牲にしてまで心を擦り減らすうつ病とは逆に、「自分のせいじゃない、あいつが悪い」と人のせいにしてストレスを感じます。 自尊心も高く、自己中心的な言動が見受けられ、他人に配慮することが難しくなってしまいます。さらに自分の好きなことや趣味に没頭していると症状がほとんど出ませんので、休日は元気です。休日に趣味に没頭しようとしても心から全く楽しめないうつ病とは、大きく異なります。

新型うつと疑いのある人への対処法

仕事に向かう前に極端に気持ちが低下する、ストレスは上司や職場のせいだ、過食、過眠の頻度が増えた、というような当事者なら専門家に相談が必要になります。自分の周囲にそういった人が居るのなら、その周りの人間は接し方を変える必要があります。職場内や自分の周囲で新型うつの可能性がある人が居たら、適切に対処するようにしましょう。

医師に相談する

自分が単なるさぼり癖があるだけなのか、それとも新型うつなのか判断に迷うようであれば、専門医に相談することをおすすめします。新型うつ以外にもさまざまな精神の病がありますので、実際に診断をしてみたら全く違う結果がでてしまい、療養が必要になるケースも存在します。 心療内科や精神科は一人ひとりの生活の背景や状況に寄り添って話を聞き、慎重に診断してくれるので、専門家への相談は決して無意味ではありません。会社内で新型うつの傾向のある人が居る場合には産業医への相談も必要となります。

自分に合った仕事を選ぶ

新型うつの場合、自分にとってしっかり利益があると感じられる職場や業務であれば、再びモチベーションを取り戻すことが可能です。会社に相談できるのであれば、やりがいを感じたり自分にとってプラスになる要素がある部署に異動を願い出たりしてみるのも改善する方法の一つです。 こうした部署異動や転職で改善を目指すのであれば、まずは自分の不調が新型うつなのか従来型うつなのかしっかりみきわめないと、環境の変化が大きなストレスとなり、逆効果になってしまうことがあります。

適切な距離を保ち、本人を認め、ほめる

自分の周囲に新型うつの人が居ると感じたら、周囲の人は自分のためにもその人と適切な距離感で接する必要があります。新型うつ特有の感情の起伏に振り回されないためにも、一定の距離を保つことが大切です。 新型うつの場合は説教は逆効果になってしまうため、小さなことから業務の功績、本人の勤務態度などを認め、褒めてのばすというのが大切です。

うつとさぼりの違い

うつとさぼりの違いについてですが、どちらもやる気が出ない、やる気が出ず仕事にならないといった特徴があります。しかし、うつ病の場合は脳が疲労してしまっているので、治療をすることで改善が見込めます。

さぼりは脳が疲労していない

うつ病は脳が疲労することで発症します。自分にかかる多くのストレスにより、「こんなことしたくないのに」「なんで自分ばっかりこんなに辛い目に」とまずは心に大きな負担がかかります。こうした大きなストレスを何とかしようとすると、自律神経の交感神経が高まり、遂には限界を越えてしまうのです。 常に脳は全力の状態になってしまうので、必要以上に脳が疲れてしまっている状態です。その結果として、うつ状態である意欲の低下や気分の落ち込みといった症状に発展します。単なるさぼりの場合、こうした脳の疲労はありません。

素人判断せず専門家へ相談

うつは心や脳に大きなストレスがかかっていたり疲労してしまっているときに発症します。従来型うつも新型うつも、それぞれ症状が異なり、さぼっているように見えてしまいがちです。こうした症状は適切な対処をしないと徐々に悪化してしまいますので、最近やる気が出ないな…と感じたら、専門家に相談してみるようにしましょう。

まとめ

新型うつやさぼりとの違いについてご紹介してきました。うつ病は責任感の強い人が発症しやすいものでしたが、新型うつは自己愛が強い人がなりやすい傾向にあります。自分はそうじゃないと思っていても、仕事に対してモチベーションが上がらないなどの症状が、じつはうつの症状だったこともあるのです。まずは深刻に考えず、軽く相談してみることで気持ちが晴れることもあります。相談でしたらぜひ赤羽すずらんメンタルクリニックへご相談ください。

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