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不眠症は何科を受診すれば良い?早めの診断で正しい対処を

[2021.09.28]

 

日本人の約5人に1人が悩んでいると言われる「不眠症」。 もはや国民病とも呼ばれ、実は多くの人が抱えている身近な病気です。 「なかなか眠れなくて、全然疲れが取れない」 「眠りたいのに寝付けない…」 ということがある方は、もしかすると不眠症予備軍かもしれません。 でも、不眠症だと感じた際、何科を受診すれば良いのか悩みますよね。 そこで今回は、不眠症かもと思ったときは何科を受診すれば良いのかご紹介します。 そもそも不眠症とはどういう症状なのか、不眠症の種類なども踏まえて解説しますので、睡眠にお悩みの方や不眠症だと感じている方は、ぜひ参考になさってください。

不眠症とは?どんな症状が起こるの?

不眠症とは、睡眠に関するさまざまな症状が1ヶ月以上生じることで、日中に倦怠感や意欲低下などの不調を伴う病気です。 睡眠の病気「睡眠障害」の一つで、日常生活へ影響を及ぼすこともあります。 中には、仕事へ行けなくなる人もいるほどです。 そんな不眠症は、4つのタイプに分かれています。 不眠症のタイプ ・入眠困難:なかなか眠れず、寝付きが悪い ・中途覚醒:眠りが浅いため、何度も途中に目が覚めてしまう ・早朝覚醒:早朝に目が覚める ・熟眠困難:睡眠を取っているのに、ぐっすり眠った満足感が得られない 「なかなか眠れない」という症状だけでなく、上記の症状も不眠症に当てはまります。 また、不眠が続くことで睡眠に対して恐怖を抱いてしまい、さらに不眠症状の悪化に繋がることも。 数日、数週間で症状が改善しない場合は、病院への受診を検討したほうが良いでしょう。

人によって違う、不眠症の原因とは?

不眠症の原因は人によって異なりますが、大きく分けると2つの種類に分かれます。 不眠症の種類 ・一次性不眠症:緊張や不安など精神的な原因で起こる不眠のこと ・二次性不眠症:精神疾患や身体疾患、薬物が原因で起こる不眠のこと 一次性不眠は、不眠症の原因となる疾患がない場合に当てはまります。 二次性不眠は、うつ病やパーキンソン病、薬物の摂取や中断などが影響される場合に診断されます。 このように、不眠症とは言っても、眠れないという一つの病気なのではなく、さまざまな病気が隠れていることも少なくありません。 原因によって対処法も違いますので、まずは不眠症の原因を知ることが大切です。 そのために必要なのが、専門機関への受診となります。

こちらの記事では、不眠の原因を大きく5つに分けてくわしく解説しています。あわせてぜひご覧ください。
不眠の原因はさまざま! 対策をして睡眠の質を高めよう

不眠症は何科を受診すれば良い?

では、不眠症かも?と思ったときは、何科を受診すれば良いのでしょうか。 それは、心療内科や精神科です。 「日中眠たくて、集中力が続かない」 「睡眠が取れておらず、やる気が出ない」 「自分で工夫してもなかなか症状が改善しない」 など、このような症状があるときは、心療内科や精神科の専門医のいる病院を受診しましょう。 また、不眠の症状が1ヶ月以上続いていたり、日常生活に影響を及ぼしていたりする場合は、なるべく早めに受診することをお勧めします。

1人で抱え込まずに相談してみよう

いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことで、不眠症は何科を受診するべきかご理解いただけたと思います。 睡眠は、身体を休養、疲労回復させる、免疫機能を高めるなど、私たちにとって欠かせないものです。 辛い不眠症状でお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。

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