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不登校の子どもの相談はどこにすればいい?学校以外の窓口もある

[2021.10.13]

 

お子様の不登校に悩んでいませんか? 不登校の理由を知りたいけど、なかなか話してくれなくて困っている…。 仕事が忙しく、子どもと向き合う時間が取れないという方もいるのではないでしょうか。 精神的な病気が関わっているのではないかと思いながらも、子どもと医療機関へ行くのは大げさかな、嫌がられるのではないかと躊躇している方もおられると思います。 いじめられているのではないか、そのまま引きこもりになってしまうのではないか、学校に通わなくて学習面は大丈夫だろうか、など不安もつきないはずです。 今回は、子どもの不登校を相談できる窓口をご紹介します。 相談したいけど一歩を踏み出せずにいる方は、ぜひ参考にしてください。

不登校を相談できる主な窓口

本人はもちろんですが、不登校は保護者にとっても辛い状況です。 根本的な解決を目指すためには、専門家の力を借りることもひとつの手です。 相談できる場所を見つけて、苦しい状況を共有し、解決の糸口を見つけましょう。

公的機関

今すぐにでも相談できる窓口が電話相談です。 何から始めたらいいのか、どう接したらいいのか、頼れる機関など、なんでも電話で聞くことができます。 各都道府県にいじめや不登校など、子どもに関する悩みを相談できる窓口が設けられています。 インターネットで、都道府県名、不登校、相談というキーワードで調べれば各県のホームページが出てくるので、該当する窓口に電話してみてください。 匿名でも相談を受け付けているので、不登校を誰にも知られずに相談したいという人には安心でしょう。

学校

不登校となる原因は、学校生活に関係している可能性も高いです。 そのため、担任の先生に相談するのもひとつの方法でしょう。 通っていた学校へ登校を再開するためにも、担任との連携は不可欠です。 学校へ相談することで、保健室や相談室への登校や、授業を受ける方法など、現実的な対応も相談できます。 スクールカウンセラーが在籍している学校であれば、本人の話をしっかりと聞き、アドバイスもしてくれるので、ぜひ頼ってみてください。

民間施設

子ども専用の相談窓口やフリースクールなど、不登校の子どもを支援する民間施設もあります。 これらの施設は、必ずしも学校への復帰を目標とはしておらず、幅広く社会復帰に対応してくれることが特徴です。 学校という場所にこだわらず、子どもの居場所となる場所を見つけられる可能性もあるので、子どもに適した方法を選ぶことができます。 種類はさまざまですが、一例として、弁護士に直接相談できるところや、子どもが本音を言いやすいよう匿名可能なところ、電話でなくチャットで相談できるところなどがあります。 どんな小さな悩みでも聞いてもらえるので、子どもの悩んでいる心を軽くしてくれる可能性があります。 子ども専用窓口の番号を、本人にこんなところがあるよと教えてみるのもいいでしょう。

医療機関

不登校となる原因に、うつ病やパニック障害、発達障害など心身の症状が背景にあることも少なくありません。 心療内科や精神科では、不登校やひきこもりの方の診療を行っている機関があります。 専門家の診断を受け病気だと分かれば、安心できることもあるかもしれません。 薬物療法やカウンセリングなど、必要な治療方法も提案してもらえるでしょう。 早期に治療を開始すれば、今以上に心の傷を深めずにすむ可能性もあります。 ぜひ、医療機関への受診も検討してみてください。


こちらの記事では、症状別に心療内科に行くかどうかの判断基準や行くメリットについて解説しています。あわせてぜひご覧ください。
症状別に知りたい、心療内科に行くべき目安は?

ひとりで抱えこまないで、まずは相談を!

今回は、不登校の相談窓口をご紹介しました。 不登校を解決するために、どこに相談すればいいか考える材料となりましたでしょうか? 専門家の力を借りることが解決の糸口となるかもしれません。 ぜひお子様に適した方法で解決できるよう、まずは相談から始めてみてください。

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