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コラム

教師に求められる不登校生徒への対応とは?(2021.10.19更新)

平成30年度に行われた文部科学省の不登校調査によると、小・中学校の不登校児童生徒数は、平成24年度から年々増加の傾向にあります。 また、高等学校の不登校生徒は5万人以上で、そのうち25%が中途退学に至るなど、不登校からくる中退も大きな問題となっています。 では、不登校生徒に対して教師はどう対応すればいいのでしょうか。 一口に不登校とは言っても、子どもの状況により対応はさまざまです。 教育機関として学習を保障することはもちろん、精神的なケアも求められます。 また、保護者への丁寧な対応も不可欠です。 この記事では、不登校の子どもに関わる方に向けて、教師に求められる不登校生徒の対応を解説しています。 教育関係者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

不登校とは?

不登校とは、病気やケガなどの原因を除き、年度内で30日以上の連続・継続的に欠席している状態です。 いじめや人間関係のトラブル、学業不振などが主な原因となっていますが、複数の原因が絡み合っているケースも多く、はっきりと断定できないときもあります。

不登校の子どもへの対応

不登校の子どもに対して、登校を促す対応が考えられますが、子どもの状況によっては教師による登校刺激(学校に行くよう働きかけること)がストレスになることもあります。 状況に合わせた、子ども・保護者への対応をそれぞれ紹介していきます。

学校へ行きたいのに行けない子どもへの対応

学校に行きたい気持ちがある子どもに対しては、家庭訪問などで気持ちを聞き出します。 まずは思いを聞くことに専念し、アドバイスや意見をするのはやめましょう。 休みの理由が身体的・精神的なものでなければ、登校を誘いかけてみても良いです。 誘いかける人は担任が望ましいですが、他に関係性のある教師や友人がいれば、その人に登校を誘いかけるようお願いするのも1つです。 教室に足を踏み入れるのは難しくても、保健室などの別室なら登校できる子どももいます。 子ども・保護者と話をしながら、登校できそうな日を選んで迎え入れましょう。 無理に学習はさせず、子どもの気持ちを汲み取った対応が大切です。

学校へ行きたくない子どもへの対応

非行傾向で学校に行きたがらない子どもには、積極的に登校を促します。 学校に行くこと自体が苦痛になっている子どもや、精神的な問題や自傷行為などが見られる子どもには、登校を促さず、しっかり休ませましょう。 この場合、学校の話は控え、家庭訪問などを通して子どもとの信頼関係を築いていくのが大切です。 ただ、教師の家庭訪問さえも苦痛に感じてしまう場合は、保護者とは継続的に連絡を取りつつ、子どもへの接触は控えたほうが良いでしょう。

不登校の子どもの保護者への対応

不登校の子どもの保護者は、早く学校へ行けるようになってほしいと焦っている人が多いです。 そんな保護者の思いも汲み取りながら、子どもの様子もふまえ、対応を決めていきましょう。 小学校低学年であれば、子どもが安心できる環境を整えたうえで、登校を促してみることも大切です。 生活習慣の乱れから不登校になっている場合は、家庭で生活リズムを整えてもらうよう保護者への協力をお願いしてみましょう。 登校自体がストレスに感じる子どもには、本人が登校したいと思えるまで、保護者にも家庭で学校や勉強の話はせず、待つことをお願いしてみます。 子どもが不登校になっていることで、ストレスをためてしまう保護者も多いので、教師が保護者を励ますことも大切です。

不登校問題は教師の対応が重要

いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことで、不登校生徒への教師の対応がご理解いただけたと思います。 子どもが不登校になっても、教師の継続的な支援で登校できることもあります。 学校、保護者と連携を取り、専門機関にも適切な判断を仰ぐなどして、子どもとしっかりと向き合って解決していきましょう。

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