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買い物依存症は精神病?

[2022.08.16]

気分転換にショッピングを楽しむのが趣味の人は多いのですが、それが過剰になってしまうケースがあります。Yahoo!知恵袋でも、過剰にショッピングをしてしまうことに悩んでいる人は多いようです。今回は、買い物のし過ぎで不安を感じている人へ、病気についてを詳しく解説します。

買い物依存症とは

買い物をするのが好きな人にとっては、「自分は依存症ではないのか」と不安になってしまうことでしょう。ここでは、そもそも買い物依存症とはどんな症状を指すのかを解説していきます。自分に当てはまる症状が無いかをチェックしてみましょう。

過剰に買い物をしてしまう病気のこと

買い物依存症は、過剰に買い物を繰り返してしまう病気のことを言います。買い物をすると、通常は買って満足するものですが、買い物依存症の場合は一時的に高揚感を得るだけです。そのため、買い物をしても心から満足することはできません。 買い物をすると、ストレスから一時的に逃れることができます。だからこそ、自分で欲求を押さえられなくなってしまうのです。場合によっては家族に迷惑をかけたり、借金をしなければ生活できなくなったりすることがあります。

買い物依存症と精神病の関連性について

精神病には様々な種類がありますが、買い物依存症もそのうちの一つです。買い物依存症には、精神的なストレスが大きく関係していることが分かっています。症状が悪化すると心療内科や精神かなどを受診しなければならない場合もあるのです。 買い物をすることが好きな人は多いので、自分が依存症になっているという自覚の無い人は少なくありません。中には家庭が崩壊したり、自己破産をしたりしてから自覚する場合もあります。

衝動買いとの関係性について

誰しも経験のある衝動買いですが、何度も繰り返してしまっている場合は、買い物依存症になっている可能性が考えられます。ストレスから逃れるという目的で、無自覚のうちに何度も衝動買いをしている場合は、買い物依存症と考えられるでしょう。 もちろん衝動買いは誰にでも起こりうるものなので、何度も同じ行動を継続していなければ問題ありません。不安を忘れるという目的で買い物を繰り返してなければ、買い物依存症とは言えないのです。

買い物依存症の特徴的な傾向

自分が買い物依存症なのか判断したい場合は、どのような傾向があるのかを知っておきましょう。自分に当てはまる特徴的な傾向がある場合は、買い物依存症である可能性が考えられます。自分のケースと比較してみましょう。

【傾向1】女性に多い病気である

買い物依存症は性別問わずなる病気ではありますが、女性に多いことが分かっています。女性は元々ショッピング好きな傾向にあるため、知らない間に依存症になってしまうケースが多いのです。 また、子育てや職場環境などのストレスを受けやすいということも、原因のうちの一つとして考えられています。日々のストレスを溜め込んでしまうことにより、買って満足することが目的となってしまうのです。その結果浪費癖がついてしまうことも多く見られます。

【傾向2】自己肯定感が低い人がかかりやすい

自分を認められない、相手の顔色をつい見てしまうなど、自己肯定感の低さに悩まされていませんか。自信の無さも、買い物依存症に直結しているのです。日々孤独な気持ちに悩まされていると、買い物をして気持ちを発散させようとしてしまいます。 うつ病をはじめとする精神病は、真面目な人がなりやすいと言われていますが、買い物依存症も同じです。一人で悩みを抱え込んで頑張りすぎてしまうと、買い物を過剰に繰り返す病気になってしまいます。

こちらの記事では、劣等感を抱くことが多く悩んでいる方のために、うつ病と劣等感の関係性について解説しています。あわせてぜひご覧ください。
うつ病と劣等感の関係性とは?長く続けば受診を考えよう

【傾向3】見栄を張りたい人がかかりやすい

ハイブランドのアイテムを手に入れることで、自分の価値が上がったかのように感じる人は、買い物依存症になりやすいのです。買い物をすること自体にステータス性があると思い込んでいる場合は、特に危険な症状と言えるでしょう。 「周りから羨ましがられたい」という気持ちがあると、その感情を満たすことを目的に買い物を繰り返してしまいがちです。そして、周囲からのイメージをアップさせようとして、買い物依存症になってしまいます。

買い物依存症になってしまう原因

知らず知らずのうちになりやすいと言われている買い物依存症ですが、このような精神病になってしまう原因は何なのでしょうか?浪費癖につながってしまう疾患なので、何が原因なのか知っておいたほうが対策しやすいですよね。

【原因1】ストレスのある環境に悩まされている

日常生活の中でストレスを感じていると、それを発散させる目的で買い物をすることがあります。買い物をするとドーパミンという快楽物質が分泌されるので、満足感や精神的な快楽を得られます。これがクセになってしまうことで、買い物依存症になってしまうのです。 ストレスが溜まるとお酒を飲んだり、ギャンブルをしたりする人がいます。買い物依存症はストレス解消の方法が違うだけで、本質的には同じ症状なのです。

【原因2】クレジットカードやスマホなどで簡単に決済ができる

現金を持っていなくても、クレジットカードやスマホで買い物ができる時代になりました。とても便利なシステムではありますが、これも買い物依存症の原因になりがちです。 手元のお金が目の前で減っていくわけではないので、買い物をしすぎているという自覚がしにくくなります。浪費癖があるという認識が低い原因にもなるので、つい買い物でお金を使いすぎてしまうのです。

【原因3】自分を魅力的に見せたい

トレンドの化粧品やファッションアイテムなどを身に着けていると、まるで魅力的な姿になったように錯覚します。このように、周りに自分を良く見せたいという気持ちも、買い物依存症になってしまう引き金になるのです。 買い物をして欲しいアイテムを手に入れる度に、ステータスが上がったように感じる人もいます。相手に良い印象を与えたり、見栄を張ったりしたいという気持ちがあると、買って満足することにつながってしまうのです。

買い物依存症の治療方法

依存には、主に「精神依存」と「身体依存」という2つの分類が存在します。精神依存は依存に必須の状態で、快楽を求めたり不快を避けたりする精神的な強い衝動を指します。
一方、身体依存は体内にある薬物が生体の生理的平衡を保っている状態を指します。後者は体内との関わりのため、薬物やアルコールが関係します。

その点で、買い物依存症の場合は精神依存のみであり、これは等しく薬物療法が効果的でないということになります。買い物依存症の治療は心理療法、とくに自らの行動や習慣改善に効果が期待できる認知行動療法などが有効的です。

買い物依存症とうつ病を併発した場合

買い物依存症の原因がストレスやそれによる抑うつ状態にある以上、うつ病を併発するケースも少なくありません。そもそも、気付かぬうちにうつ病となっており、逃げ場として買い物へ依存してしまっている場合も多くあります。
そのため、買い物依存症とうつ病を併発した場合には、先にうつ病の寛解(症状の消失や軽減)を目指すのが効果的といえるでしょう。

その場合は、カウンセリング療法にくわえて薬物療法も同時に行われます。
問題を混同してしまうと治療が遅くなるだけでなく、本人の心理的不安も募ってしまうため、治療の目標を明確に分けること、片方の治療がもう片方の治療にもつながっていることを本人に伝えるとよいでしょう。

買いすぎないための対策方法

とても恐ろしい精神病である買い物依存症ですが、買いすぎないようにするためにはどのように対策すると良いのでしょうか?少しの心がけで改善できることがあるので、浪費癖に悩んでいる場合は実践してみてください。

【方法1】家計簿をつける

自分の支出を把握するためにも、家計簿をつけてみましょう。自分がどれくらい買い物でお金を使っているのかを自覚できるので、浪費癖にストップをかけるきっかけになります。家計簿帳を購入するのが面倒な場合は、専用アプリを活用してみると便利ですよ。 また、家計簿をつけたことがない場合は、簡単なメモ書きでも問題ありません。買い物をする度に、購入した商品と金額をメモしていきましょう。レシートをノートに貼り付けておく方法も効果的なので、捨てずにとっておくのがおすすめです。

【方法2】少しずつでも貯金をする

お金を使うのではなく、貯めることを目的にしてみませんか?少しずつでも貯金をするという習慣が身に付けば、買い物依存症から脱却しやすくなります。買い物がしたくなっても、「貯金ができなくなる」という気持ちに切り替わり、行動にストップがかかるのです。 各銀行には、定期的に別口座へ定額を振り込むサービスがあります。このサービスを利用すれば、手元に現金があるという感覚が無くなっていくので、浪費癖を解消しやすいでしょう。貯金は無理のない範囲で、少しずつ実践してみてください。

【方法3】クレジットカードを持たない

とても効果的な方法と言われているのが、クレジットカードを持ち歩かないことです。クレジットカードがあると、いざ買い物がしたくなったときに、現金が無くても購入できてしまいます。買い物依存症を悪化させる原因になるため、精神病になりやすい状態の人にとっては危険です。 クレジットカードを持っている場合は、思い切って解約してみましょう。そもそもカードを持っていないという状態になれば、必要以上に買い物することはできません。依存症という病気から抜け出すためには、自分をあえて追い込むことも大切なのです。

【方法4】買い物ではない方法でストレスを解消する

買い物依存症は精神病の一つと言われているので、ストレス対策も大切になってきます。まずは買い物でストレスを発散させるのではなく、別の方法を見つけましょう。例えば新たに集中できる趣味を見つけるために、習い事を始めてみるのも効果的です。 また、周りと積極的に接するように心掛ければ、日頃の悩みを打ち明けやすくなります。感情を溜め込まないようになると、精神的ストレスも軽減されていくでしょう。信頼できる人と交流することを楽しんで、心に余裕を持てるようになれば、買い物に頼らなくても良くなります。

まとめ

いかがでしょうか。買い物依存症は精神病の一つですが、ストレスとの深い関係が分かりましたね。買い物を何度も繰り返しており、自分が依存症ではないかと不安に感じているときは、紹介した対策法を試してみてください。 赤羽すずらんメンタルクリニックでは、買い物依存症の相談受付や治療などを行なっています。気になる症状がある場合は、お気軽にご連絡ください。

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