ワーカホリックの意味とは。なりやすい人の特徴や治療法について
ワーカホリックの定義やなりやすい人の特徴、及び治療法について解説します。 もしかしたら自分はワーカホリックなのではないか? 家族や知人が働き通しだけど心配、という方はいませんか? ワーカホリックは自覚がないケースも多く、放置しておくと、家族仲が悪くなったり、健康に害を及ぼしたりする可能性があります。 このように、ワーカホリックは、心身に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるのです。 この記事では、ワーカホリックについて詳しく解説するとともに、ワーカホリックになってしまった場合の治療法についても紹介します。 是非この記事を参考にしてみてください。
目次
1.ワーカホリックとは2.ワーカホリックになりやすい人の特徴
2-1.趣味がなく、人間関係が希薄
2-2.上昇志向が強い
2-3.仕事をしていないと不安
2-4.プライベートと仕事の区別がついていない
3.ワーカホリックの治療法は
3-1.意識して仕事から離れる
3-2.周囲が止める
3-3.医師に相談する
4.ワーカホリックは放置せず早めの対策を
ワーカホリックとは
ワーカホリックとは、日本語にすると「仕事中毒」という意味になります。 その言葉通り、常に仕事をしていないと気持ちが落ち着かず、プライベートな時間も仕事のことが頭から離れません。 周囲からは「仕事熱心な人」「まじめな人」と好意的にみられるケースもありますが、実際は仕事に依存してしまっているため、自分自身の健康や、周囲の人との関係が悪化してしまうケースもあります。 また、ワーカホリックになってしまうと、心臓疾患やうつ病、自律神経失調症といった病気になったり、頭痛やめまい、情緒不安定など、体調不良を起こしたりすることもあります。 ワーカホリックは、あまり好ましい状態ではないということを知ることが大切です。
ワーカホリックになりやすい人の特徴
どのような人がワーカホリックになりやすいのか、その特徴を解説します。
趣味がなく、人間関係が希薄
趣味がない人や、友人・知人があまりいない人は、ワーカホリックになりやすい傾向にあります。 休日にすることがなかったり、遊び相手がいなかったりすると、暇を持て余してしまい、ついつい仕事に没頭してしまうのです。 <h3id="a4">責任感が強い 責任感が強くまじめな人もワーカホリックになりやすいでしょう。 まじめなゆえに仕事を自分でやりきらないと気が済まないため、部下や同僚に仕事を割り振ることができず、自分一人で仕事を抱え込んでしまうのです。
上昇志向が強い
上昇志向が強い人も、ワーカホリックになりやすいと言えるでしょう。 仕事でもっと上のポストに就きたい、もっと評価されたい、と考える人は、ついついプライベートを犠牲にして、仕事に没頭してしまいます。 そして、常に仕事のことが頭から離れなくなってしまうのです。
仕事をしていないと不安
休日に家族と過ごしたり、友人と遊んだりしても気分が落ち着かず、仕事が気になって仕方ない…と言う人もワーカホリックの傾向にあります。 仕事をしているときだけ充実感を覚えるため、仕事をしていないと不安になり、その結果、仕事に依存してしまうのです。
プライベートと仕事の区別がついていない
仕事を自宅に持ち帰るのが当たり前の人、しょっちゅう休日出勤をしている人も危険信号です。 このタイプの人は、プライベートと仕事の区別がつかなくなってしまい、最終的に、仕事をしていないと落ち着かなくなってしまう可能性があります。
ワーカホリックの治療法は
ワーカホリックは、放っておくと健康や精神に悪影響を及ぼしてしまいます。 手遅れにならないために、早めに治療することが大切です。 ここでは、ワーカホリックを改善するための対処法や治療法をご紹介しましょう。
意識して仕事から離れる
自分自身でワーカホリックの自覚がある人は、まず自分自身が「仕事から離れる」という強い決意を抱かなければいけません。 休日はスマホやパソコンの充電を切っておく、絶対に職場へは行かないなど、プライベートから仕事を「切断」するようにしましょう。
周囲が止める
本人に自覚がない場合は、周囲のサポートが必要になります。 会社がきちんと休みを取らせる、家族や友人が休める環境を作ってあげるなど、本人の「中毒症状」を食い止めてあげましょう。
医師に相談する
重度のワーカホリックの場合、個人での解決はとても難しいものです。 そのような場合は、心療内科を受診して、しかるべき処置をしてもらうようにしましょう。
こちらの記事では、心療内科を受診するメリットについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
心療内科を受診するメリットとうつ病の初期症状
ワーカホリックは放置せず早めの対策を
いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことで、ワーカホリックの意味やなりやすい人の特徴、治療法についてご理解いただけたと思います。 ワーカホリックは、心身に悪影響を及ぼす可能性があるので、早めの処置が大切です。 重度の場合は、速やかに、専門医に診てもらうようにしましょう。
赤羽すずらんメンタルクリニックでは駅から約1分で着く女性医師の心療内科です。
赤羽で心療内科をお探しの方はコチラをご覧ください。