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食欲不振の原因は?病気のもとである可能性も

[2021.07.05]

食べたいものがたくさん食べられなかったり、なかなか食べる気分になれなかったりする食欲不振はなぜ起こるのか、その原因をご紹介します。 食べることは、生きていくうえで欠かせない行動のひとつです。 とはいえ、一時的な食欲不振なら日常生活に支障が出ないケースがほとんどで、つい放っておいてしまうこともあるでしょう。 意外と軽視しがちですが、実は身体からの重要なサインである可能性もあるので、無視するのは危険です。 今回は、食欲不振に悩んでいる方に向けて、早めに対策を講じて健康を維持するために原因を探っていきます。

 

食欲不振の原因1.ストレスやうつ

職場の人間関係や家庭環境などが原因で過剰なストレスを感じると、副交感神経の働きが抑制され、その結果、食欲不振につながることがあります。 また、食欲をコントロールしている脳の視床下部という部分は、ストレスやうつ状態になると働きが乱れて、うまく食欲の信号を発信することができません。 脳から食欲の信号がうまく発信されなければ、当然食欲不振になってしまいます。 このように、食欲は精神面にも深く関わっているため、最近嫌な出来事が続いていないか、一人で悩みを抱えていないかなど、自分の心と向き合ってみてください。 心配事を抱え込んでしまうことも食欲不振になりかねないので、普段から注意が必要です。

こちらの記事では、うつ病の発症を防ぎたいと思っている人のために、うつ病の予防方法や発症のきっかけ、合併しやすい病気についてお伝えしています。ぜひ参考にしてみてください。

食欲不振の原因2.生活習慣の乱れ

睡眠不足や運動不足などの生活習慣の乱れも、食欲不振を引き起こしてしまう原因のひとつです。 生活習慣が乱れると、消化器官をコントロールしている自律神経の働きが低下し、食欲不振につながると考えられています。 また、過剰な飲酒やタバコなども食欲低下を引き起こすことがあるので、運動や睡眠だけでなく、普段から口にするものにも気を付けて、全体を通じて健康的な生活を心がけることが大切です

食欲不振の原因3.胃や腸の働きの低下

食べものを消化し吸収する胃や腸の働きが低下すれば、食欲不振に陥ります。 胃や腸の働きが低下する原因には、先ほどご紹介した生活習慣の乱れの他に、夏バテや熱中症になりかけている場合などが代表的です。 夏バテや熱中症になりかけているときは、消化器官にうまく血液が循環しないことにより働きが低下し、食欲がなくなってしまいます。 また、単純に食べすぎたり飲みすぎたりすることも、食欲不振の原因のひとつです。 他にも、体力を消耗して疲労した際にも食べる意欲が低下するケースがあります。

食欲不振の原因4.なんらかの病気

食欲不振には、なんらかの病気が関係していることもあります。 例えば、風邪のような普通の病気から、糖尿病、胃がんや膵臓がん、大腸がんなど、大きな病気が原因の可能性も。 他にも、ピロリ菌胃炎や甲状腺機能低下症、胃・十二指腸潰瘍なども食欲不振になりやすい病気と言われています。 ただの食欲不振だと軽視せずに、早めに医師に相談しましょう。

食欲不振の原因5.薬の副作用

痛み止めの薬を飲んでいたり、抗生物質を服用していたりする場合にも食欲不振になることがあり、これらは主に薬の副作用が原因です。 また、抗がん剤や向精神病薬でも、副作用から食欲不振を引き起こすケースもあります。

食欲不振の原因をきちんと把握しよう

いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことで食欲不振の原因がご理解いただけたと思います。 食欲不振が長く続く場合は、放っておかずに病院を受診することも検討してください。

赤羽すずらんメンタルクリニックでは駅から約1分で着く女性医師の心療内科です。

食欲不振でお悩みの方は赤羽すずらんメンタルクリニックへぜひ一度ご相談ください。

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