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自尊感情とは何なのか。基本知識と高すぎても低すぎてもいけない理由

[2021.07.10]
この記事では、自尊感情という言葉の意味を詳しく解説していきます。 成功している人を見ると「あの人は、自尊感情が高いから何事も上手くいくんだ」と言う人がいますよね。 逆に、自信なさげにしている人を見ると「もっと自尊感情を高めなければいけない」とアドバイスする人もいます。 自尊感情は、自分らしく生きていく上でとても重要な感情です。 まずは、自尊感情という概念を理解した上で、自分の自尊感情を確認する方法も見ていきます。 自尊感情は幼少期に形成されると言われていますが、大人になっても高めることは可能です。 子育て中の人はもちろん、自分自身の自尊感情を改善したいという大人にも、今できることもご紹介していきます。

 

自尊感情という言葉は、英語の「Self-esteem」の訳語です。 自尊心や自己肯定感と訳されることもあり、自分が自分のことを尊重する感情を指します。 「私はこのままでいいんだ」と思える感情と言い換えることもできるでしょう。 社会で生きていると、自分の評価は自分以外からされるものと思いがちですが、自尊感情は、自分自身で自分のことをどう思っているかを問うものです。 自尊感情を測るツールとして有名なのが、1965年に自尊感情研究者であるモーリス・ローゼンバーグが構成した自尊感情尺度アンケート。 問いに対して4段階で回答し、合計点の点数が高いほど自尊感情が高いとされています。 誕生から半世紀以上たった今も多くの研究で用いられているモーリス・ローゼンバーグのアンケートですが、いくつかの問題点も指摘されているそうです。 日本語に翻訳する過程で語順を入れ替えると、同じ質問でも結果に差異が出てしまいます。 また、翻訳者によって、4段階で評価するものと5段階で評価するものも存在するそうです。 この問題を解決すべく、2007年には、日本版RSESというチェックリストも発表されています。 このチェックリストでは、10の質問を4段階で評価。 20点以下の人は自尊感情が低く、30点以上の人は自尊感情が高いというのが目安で、日本人の健常者は、平均25点前後とされているそうです。

自尊感情は高すぎても低すぎてもよくない

自尊感情が高い人ほど、自分のことをポジティブに受容できると言われています。 そう聞くと、 自尊感情は高ければ高いほどいいと思われがちですが、一概にそうとも言い切れません。 あまりにも高すぎる自尊感情は、客観的に見るとわがままに映ったり、過度に楽観的だと取られてしまったりする場合もあります。 自分に対して過剰に自信があるため、ナルシストな人だと思われることもあるようです。 一方、自尊感情が低すぎる人は、仕事や人間関係などあらゆることに対してネガティブになる傾向が見られます。 自分に自信がなく、必要以上に自分を責めるため、自尊感情がいつまでたっても高まらないという負のスパイラルにも陥りかねません。 自尊感情は幼少期に形成されるため、親とのかかわり方が重要だと指摘されています。 しかし、すでに大人になった人でも、自分自身で自尊感情を高めることは可能です。 過剰に人と比較することはやめ、自分で自分を褒めてみるなど、今すぐできることもあります。 まずは、自分の自尊感情がどのような状態なのかをチェックし、 自尊感情が不足しているのか過剰なのかを把握しましょう。

自尊感情で現代を生き抜こう

いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことで、自尊感情がどんなものなのかをご理解いただけたと思います。 他人からの評価や、他人との比較を避けて通れない現代社会だからこそ、改めて自尊感情をしっかりと持っておきたいですね。

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