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統合失調症の症状には種類がある!違いやタイプ別の特徴

[2021.07.01]

 

 

 

この記事では、統合失調症について理解を深めたい人に向けて、主な症状の種類を解説していきます。 統合失調症は、何らかの原因で気持ちや考えを脳でまとめることが難しくなる病気です。 日本の統合失調症患者数は約80万人といわれており、世界各国でも全体人口の0.7%が発症すると推計されています。 統合失調症の発症原因は今のところはっきりと分かっておらず、人間関係や仕事のストレス、進学や結婚といった転機による緊張などがきっかけではないかと考えられています。 このように、統合失調症は決して特別な病気ではなく誰にでも起こりうる可能性があるため、理解を深めることで早めに症状への対応ができるようにしておきましょう。

統合失調症の主な症状の種類

統合失調症は、人によって症状のあらわれ方が異なります。 主な症状の種類を確認しておきましょう。

陽性症状

統合失調症の陽性症状は、幻覚や妄想といった健康なときにはみられないものがあらわれるといった症状です。 中でも幻聴はあらわれやすい現象で、発症すると現実にはいない人の声で自分の悪口や噂をされる、誰かに命令されているといった錯覚を起こします。 このほか、誰かに支配されていると感じる自我意識の障害や、周囲が理解に苦しむ支離滅裂な会話や行動、興奮して大声で叫ぶなど、行動の異常が症状としてみられる人もいます。

陰性症状

統合失調症の陰性症状は、感情表現や意欲が乏しくなるなど、健康なときにできたことができなくなってしまう症状です。 人と関わることへの興味を失うことで社会性が低下したり、健康なときであれば笑ったり泣いたりするような状況で感情をあらわさないなどの状態が続きます。 陰性症状は、陽性症状を発症した後に遅れてでることが多いようです。

認知障害

思考や計算、言語などの知的な能力が脅かされるのが、統合失調症の認知障害です。 これらの認知機能に障害が生じることで、注意力が散漫になり1つのことに集中できなくなったり、物事を概念化する能力が低下して、整理整頓や料理ができなかったりする症状があらわれます。 社会活動全般に支障がでるため、日常生活を送ることが困難となる人もいるでしょう

統合失調症の発症時期で分類される3つのタイプ

統合失調症は、発症する時期やあらわれ方などから、主に3つのタイプに分類されます。

破瓜型

15歳~25歳で発病しやすいのが「破瓜(はか)型」です。 初めのうちは感情表現や意欲が乏しくなる陰性症状があらわれ、徐々に幻覚や妄想などの陽性症状に変化していきます。 なかには、家に引きこもって自閉的になる人もいるでしょう。 これらの症状は慢性化しやすく、悪化していくと人柄が変わってしまうこともあるなど、予後への影響が大きいといわれています

緊張型

20歳前後に発病しやすいのが「緊張型」です。 大声で叫ぶなどの激しい興奮状態と、周囲への反応が鈍くなる昏迷状態などの行動異常がみられ、数ヶ月で消失するのが特徴です。 一定期間で消失するタイプですが、治療を止めると再発するリスクが高く、症状が進行していくと破瓜型に似た状態に変化することもあります。

妄想型

20歳~30歳前後で発病しやすいのが「妄想型」です。 幻覚や妄想などの陽性症状が主にあらわれやすく、陰性症状はあまりみられません。 人とのコミュニケーションも良好に保たれている場合が多く、人柄もあまり変化しないでしょう。 また、薬が効きやすい症状が多いため、治療が進めやすいタイプといえます。

統合失調症の症状が見られたら早めに受診を

いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことで統合失調症の症状の種類やタイプがご理解いただけたと思います。 回復には早期治療が大切なため、思い当たる症状がある人は早めに専門機関に相談しましょう。

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